解熱消炎鎮痛薬のロキソニン。痛み止め、解熱剤として広く知られていますよね。
解熱消炎鎮痛薬のロキソニン(一般名ロキソプロフェンナトリウム水和物)の重大な副作用に「急性汎発性発疹性膿疱症」が追加されました。
医療用で直近3年度に国内で報告された急性汎発性発疹性膿疱症症例は17例あり、このうち3例で因果関係が否定できていないとのことです。
急性汎発性発疹性膿疱症とは
急性汎発性発疹性膿疱症(AGEP)は、スティーブンス・ジョンソン症候群、 中毒性表皮壊死症、薬剤性過敏症症候群と並ぶ重症型の薬疹である。 高熱 とともに急速に全身性に 5mm 大以下の小膿疱が浮腫性紅斑やびまん性紅 斑上に多発する。 厚生労働省ー急性汎発性発疹性膿疱症
原因医薬品の服用を中止すると軽快することが多い。
ロキソニンの使用中の薬疹には注意していく必要があります。