VIGを紹介 アメリカ増配株式ETF 10年連続増配銘柄の安定感が魅力

2022-02-11

Harvです。今日は自分も好きなETF,VIGを紹介します

VIGについて

Vanguard Dividend Appreciation ETF バンガード米国増配株式ETF です。

増配するには、その企業が安定していないといけないので企業成長と増配の両方を狙えます。

高配当投資と成長投資の中間に位置するような投資になります。

直近配当利回り 1.91% 5年トータルリターン15.66%

高配当とは言えないですが、配当+成長でリターンが期待できますね

組み入れ上位銘柄

Bloombergより

アメリカの有名企業かつ安定して成長している企業群がならびます。皆さんも持っている方が多いと思います。

SP500、VIG、VYM(高配当株)、QYLD(NASDAQ高配当)の比較チャート

SP500、VIG、VYM、QYLDの比較チャート

この比較面白いんですよね。結果はSP500>VIG>VYM>QYLD

配当金は直近 SPY 1.46%、VIG 1.91%、VYM 3.35%、QYLD 11.7% 年率

以外にSP500のETFって配当金あるんですね。まあ、これで良いかなと思う気持ちもあります。

なので配当分を考慮すると SPY≒VIG >VYM >QYLD 別にVYMが極端に悪いわけでは無いです

高配当株は成長を犠牲にしているので、暴落時からの回復はどうしても弱くなります。

QYLDは長期だとあまりオススメできないかなあと思うのがこのチャートですね。

やはり株価は企業成長が重要だなあと考えさせられますね。

QYLDはこちら

VIGは景気停滞時に高いパフォーマンスを示すかも

リーマンショックからの回復はなんとVIGが一番いいんですね(2009年ー)。増配する企業は人気もありますから値崩れしにくいのとディフェンシブの側面があって買われてパフォーマンスが良い可能性があります。

一方でVYMは暴落時に拾うことができれば、それはそれで高いパフォーマンスを示します。

身も蓋もないことをいうとSP500で別に悪いことは無いよね?ってなります。

まとめ

VIGは配当金も欲しいけど、成長も期待したいという欲張りな投資方法です。これからのリセッション時に良いパフォーマンスを示すかもしれません。SP500とほとんど変わらないパフォーマンスなので安定して投資できると思います。



  • この記事を書いた人

drーharv

マイペース勤務医。コロナ禍で今までのキャリアパスも通用しなくなっており稼ぐ手段を模索。様々な運用、副業などを試しています。医師生活、子育て、趣味などについても書き連ねています。何か参考になるものがありましたら幸甚です。

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