資産運用

高配当株、ETFは危ないのか?検討してみる【QYLD, VYM, 個別株 etc】

2022-02-16

高配当株ETFや高配当株はキャッシュフローを改善させますし、毎月お金がチャリンチャリン入ってくると非常にうれしいです。

一方、高配当ETFであるQYLDについて検討したところ長期パフォーマンスと大暴落時の減配懸念、成長放棄運用などなど問題点も気になりました。

結論を先に書きます。初心者に人気の高配当株、ETFは減配、無配となるととんでもなく値下がりしますので常にチェックが必要で実は上級者向けなんですね。配当利回りを落とすと値幅が安定してくるので、VIGやSP500のETFなどがオススメです(私はこっちにしてます)。

本記事では高配当株、ETFが長期でどうなるのか検討しています。

高配当株、ETFはやはり注意が必要(タイミング重要)

QYLDなどの超高配当は成長しなかったり、減配などのリスクは高く長期成績は低迷することが多いので注意(買うタイミングが重要)。

毎月分配型高配当ETFのQYLDについてはこちらの記事も参考にいただければ幸いです。

>> QYLDを紹介 NASDAQ100カバードコールETF 毎月分配型の高配当ETF、うまい話には罠がある

そもそも高配当のメリットは?

配当がもらえる!!これにつきますね。

お小遣い感覚から、配当を生活費にあてたり、配当を再投資することでより投資のモチベーションがアップします。

私も配当は好きなのでポートフォリオの一部には組み入れるようにしています。

ただし、安定性などについては以下の問題もあります。

高配当のデメリット

それでは高配当のデメリットはなんでしょうか?高配当株はいろいろ運用に関しては難しいところもあります。

高配当のリスクは?
高配当のリスクは?

配当利回りを期待して買うと減配、無配→株価下落のリスク

配当は企業の利益から株主に還元という形で支払われます。つまり利益が出ていない企業や業績が低迷しているところは配当を続けることができません。

企業業績が下がって株価が低下→見かけ上の配当利回り上昇 によって見かけ上の高配当銘柄ができてしまうことがあります。

業績や財務状況なども最低限チェックしておく必要があります。

リセッション時、大不況時は通常大きく下落してしまうため

高配当株を持っていた人は大損、新規で株を取得できればお宝銘柄になるという関係性があります。ただ、そこから下がると上場廃止リスクなどもでてくるので中身をよくみる必要があります。あまり買わない投資家の方もいますが、上記の理由で敬遠する方もいます。

配当に課税される

配当にも20%の税金がかかります。

配当金をそのまま使う場合は生活費でよいのですが、配当を再投資するときに

10万の配当が税金2万ひかれて8万の配当分になったとき、その金額を再投資すると徐々にその差は大きくなってきます。運用額が大きくなってくると再投資することを考えると無視できないパフォーマンスの差に出てきます。

NISAでは配当も非課税になるので、選択肢の1つにはなります

銘柄選択がむずかしい

これにつきると思います。ちょっとしたことで減配すると、株価が暴落してしまうリスクがあります。継続して配当を支払う企業などをピックアップする必要もありますね。

高配当株は初心者より上級者向けである理由です

高配当個別株チャートー基本的には乱高下

ランキング形式などで見つかりますが、今だと

日本郵船、JTとか武田とかをよく目にします。チャートを見てみましょう

日本郵船

日本郵船チャート
日本郵船チャート

景気敏感株ということでサイクル毎に大きく上昇、平時は低迷という流れです。配当狙いのガチホするよりは利益が出たところで売り抜けるようなトレードがいいかもしれません。

武田薬品

武田薬品チャート
武田薬品チャート

安定した配当が有名な銘柄ですが高値つかみをすると配当以上に損をしてしまっていることがわかります。乱高下しますね。

JT

JTチャート
JTチャート

高配当人気銘柄のJTですがコロナ禍の影響やたばこというやや先細り業界のため減配を行ったところ株価が大きく低下しています。

総じて、高配当銘柄は配当利回りよりも株価の方が大きく動くようです。底値で買えれば良いかもしれません。高値つかみは注意ですね。

どんなに良い銘柄でも入るところ売買タイミングを間違えると大損してしまうこともあります。皆さんも経験あるのではないでしょうか。ピーターリンチの株で勝つでは売買タイミングの重要性について語られています。

高配当パッケージのETFーVYM,QYLD,VIGなど

増配するには企業の業績が良いことがあげられるので増配銘柄のETFであるVIGは無難かと思います。

高配当ETFとして知られる VYMは年 3.5%前後の配当、アメリカ大型株で配当利回りが高い銘柄に広く投資するETFです

高配当と言っても年利回り2-3%ですので、このあたりが企業の安定とのバランスかもしれません。

QYLDは配当10%ですが、継続性に問題がありますよね

高配当ETF比較チャート
高配当ETF比較チャート

比較を行ってみると、SP500に投資してその配当を当てにするというのが一番無難かもしれないです。

またVIGも安定していますので、こちらも無難です。

VIGについてはこちらを参照ください

まとめ

高配当株の個別は株価の動きが大きいので注意。企業業績など見て総合的に判断した方が良いので初心者はオススメしない。

配当が欲しい場合は比較的安定しているETF銘柄のVIGなどを考慮。無難はSP500ETFの配当を用いるのもアリ。

QYLDなどの超高配当は成長しなかったり、減配などのリスクは高く長期成績は低迷することが多いので注意。

特に今後懸念されているリセッション時は立ち回りがさらに難しくなることが考えられますね。。

リセッションになったときの高配当株ーETFについてはこちらの記事も参考にいただければ幸いです。

>> リセッションが今後きたときの高配当株ーETFとのつきあい方を考える





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