Excelで大量のハイパーリンクを一括で開く方法

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ブログしていると、下調べだったりスクレイピングでURLのCSVファイルを得る機会が増えます。URLは文字列ですが、これをまとめてハイパーリンクにする方法を紹介します。

ハイパーリンクの作成方法

方法は2つあります

・文字列がはいっているセルをクリック

・HYPERLINK関数(一括でできるのでオススメ)

さらに、ハイパーリンクを一括で開く方法を紹介します。

セルをクリックして作成

文字列が入っているセルをクリックするとハイパーリンクになります。

ただ、リンクの数が増えてくると対応が面倒かつ難しくなります。

HYPERLINK関数を使う

HYPERLINK(URL文字列)

これでHYPERLINKになります。関数なので大量のURLも一括で処理できるのでオススメです。

HYPERLINK関数を使う

リンクには通信プロトコルが必要

www.○○○.com のような文字列をハイパーリンクにしてもリンクになりません

通信プロトコル(http://等)が必要です。

この場合は、

Hyperlink("https://"&B2)

https://と文字列を連結した式にすることでハイパーリンクを作ることができます

ハイパーリンクを一括で開く方法

上記のようにハイパーリンク自体はクリックで開くことができるのですが、ハイパーリンクをまとめて開くのって意外と難しいんですよね。

右クリックでできそうですが、やってみると上手くいきません。

ここではVBAマクロを使った方法を紹介します

エクセルのVBA設定

マクロ禁止だと使えないので、使える場合のみの方法です

エクセルのオプション→リボンのユーザー設定→開発をチェックします。

エクセルにVisual Basicが表示されるようになります

VBAコードの設定

「Visual Basic」アイコンをクリックします。

「Insert」→「Module」をクリックして新しいモジュールを作成します。

以下のVBAコードを入力します。

Sub OpenHyperlinks()
    Dim cell As Range
    For Each cell In Selection
        If cell.Hyperlinks.Count > 0 Then
            cell.Hyperlinks(1).Follow
        End If
    Next cell
End Sub

次に、リンクを開きたいハイパーリンクの領域を選択して、[F5キー]を押してマクロを実行します

マクロが完了すると、選択したセル範囲にあるすべてのハイパーリンクが一括で開かれます。

VBAが使えない場合

上記のVBAですが、マクロが使えなかったり、エクセルの環境、アドインなどで上手く動作しないことがあります

そういうケースでは、複数のURLをまとめて開く方法がありますので以下の記事も参考いただければ幸いです

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