先日、PCのSSDを換装して容量を増やしました。
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クローンを利用したんですが元々Cドライブの容量は一杯だったんです。なので、SSDを交換してSSD全体の容量は増えたのですが、Cドライブは一杯という状況になってしまいました。実際、SSDはCドライブ容量一杯で使用していると動作が不安定になるため状況はよくありません。
本記事では、Windowsの標準機能を用いてCドライブの容量を増やす方法を紹介します。
Cドライブとは
Cドライブ(ローカルディスク(C:))は、Windowsがインストールされているシステムドライブです。他にも、アプリなどをインストールすると基本的にCドライブに入ります。文書や画像データとは異なり、OSがインストールされているので他のドライブとは異なります。
Dドライブ(ローカルディスク(D:))は、データの保存先などで使用したりすることが多いと思います。パーティションは設定できるので、E,FGなどと設定することができます。
Cドライブは空き容量が減りやすい
アプリなどのプログラムをインストールするとCドライブにどんどんデータがたまっていきます。そのため、長く使用すればするほどCドライブの空き容量が減っていくことになります。
Cドライブの空き容量が減っていくと、動作の遅延やエラーなどのトラブルが起きやすくなります。
Cドライブですが150GBもあれば十分ですが、私の場合は使用が長いので一杯になってしまいました。今回は250GBに設定しました。
使用していないドライブのボリュームを結合する
Cドライブのいらないファイルを削除などしていって容量を増やすことができますが、根本解決としてCドライブの容量を増やすことができれば一番です。
Dドライブがデータだけなら、他のパーティションや外付けに避難させてDドライブを空にすることができます。
Cドライブとデータドライブは別にわけておくと後から容量調整がしやすいです。また、パーティションは複数ある方が扱いやすいです。
ドライブの結合はとなりのパーティションのみ
Windowsの標準機能ではとなりのパーティションのみ結合可能です。となりというのは
【ディスクの管理】で表示されるパーティションのとなりです。
下図はCドライブをDドライブと結合してCドライブのボリュームを増やした状態です。
将来的に、Cドライブが一杯になったらEドライブと結合が可能です。
同様に、下の図ですとFドライブはEとHドライブと結合可能です。

有料ソフトであれば離れたパーティション同士で結合可能ということですが、Cドライブ以外はデータファイルなので扱いが難しくありません。要は、ファイルを移動させるだけでよいので大きな問題にはなりません。
パーティションの使い方を決めておくと良いかも
Windowsの標準機能のみでCドライブの容量を増やすことは問題なくできます。
しかし、DドライブにプログラムをインストールしたりしているとCドライブとDドライブの結合はWindowsの標準機能では対応できません。
そのため、Cドライブはプログラムインストールにとどめて、DドライブやEドライブなどはデスクトップ、データの保存先として利用すると良いです。
デスクトップのプロパティから場所を変更できるので、Cドライブとは異なる場所に設定することをオススメします。