過去のクリミアショックの株価への影響などを調べる

Harvです。ロシアのウクライナ危機が日に日に注目を集めています。

連日株価が下がっており、今後もどうなるか不透明な状況です。

過去2014年2月下旬頃ロシアがクリミア半島で軍事衝突を起こしたことがあります。

クリミア危機・ウクライナ東部紛争

今日は、その前後での株価指数などの動きを確認してみます。

VIXチャート

この頃はリーマンショック後の金融緩和下ということであったので、歴史的にみても低い低IVでマーケットは楽観。

VIX恐怖指数の動きを見る限り大きな混乱は無かったようです。

日経チャート

ご存じアベノミクス中。強力な上昇フェーズということもありあとで振り返ると押し目になったようです。

ダウ平均

日経と同じ感じですね。

金融緩和状況下ではネガティブなニュースに強い

で、今回どうかというとわかりません。今はQTなど言われていますが、日銀は金利抑制政策を表明したばかり、加えてアメリカはQE中です。その規模はリーマンショックの3倍。QTでFRBのバランスシートが減ってからは大暴落おこると思いますが、その前はおこりにくいんで無いかなと思います。だって、お金あまってるわけですからね。結局、割安株とか買われる可能性が高い。お金以外に債券買うかというと、これから金利上がって値段下がるもの買いますかね??

実際、連日の報道への緊張が高まるニュースにもかかわらず日経平均先物などは下落が非常に弱いです。1000円2000円下がってもおかしくないかなと思いますが、下げ渋っています。またプットオプションがなんども下げ剥げを見せることがあり盛り続かないのも印象的です。もうちょっと下押しはあるかもしれないですが、26000円割れとかは可能性低いのかなあと今の時点では考えています。大口のポジションはどっちかというと上なので、今述べたような感じかなあとは思います。どちらにせよ下げにはついていくが、下げ渋りにも注意していく必要がありそうです。



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drーharv

内科医です。資産運用や副業など、さまざまな手段を試しています。このブログでは、医師としての生活、投資、趣味など、幅広いトピックを綴っています。読者の皆様にとって何か参考になる情報があれば、幸いです。

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