NISA恒久化を踏まえて買う銘柄をあらためてチェック

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NISAの恒久化に伴い作戦を変える必要があるか、購入銘柄に影響があるか調べました。

結論として、長期運用ではもっとも勝率の高い株価指数(インデックス)連動投資信託を長期で積立て複利で資産形成を狙うのが基本戦略です

NISAでは、配当金が非課税になるので、こちらは魅力なのですが配当金を再投資すると、非課税枠を使ってしまうなどの問題があります

投資信託とETFについて

ETFと投資信託では、ほとんどの場合ETFのほうが、購入時手数料や保有期間中の手数料が安いです。最近は購入時手数料無料(ノーロード)投資信託が多いので、信託報酬の違い程度になります。

分配金の扱い

NISAにおいては配当金に相当する分配金違いがでてきます

具体的には、配当金を受取るなら非課税で問題ありませんが配当金を再投資する際に差が出てきます。

配当金を再投資するなら投資信託がオススメ

ETFの分配金受取り分は非課税ですが、再投資する場合NISA枠を使ってしまう問題があります。

NISA枠満額で使用している場合に問題になってきます。

投資信託であれば配当再投資を非課税で行うことができるので、長期複利運用であれば投資信託一択となります。

NISA枠を満額使わないのであれば大きな違いにはなりません。

NISAは課税対象外

NISAは課税対象外なので、通常株式で行える税制があてはまりません。損益通算もできません。

>NISAって損益通算できないのなんで?

また、NISA口座で保有する米国ETFは外国税額控除の適用を受けられません

外国税額控除とは

米国株式の場合、米国で10%、日本で20%の2重課税となっていますが確定申告で外国税額控除を行うことで外国での課税分を取り戻す制度です。

NISA口座は日本では非課税なので確定申告対象外、そのため外国税額控除を受けることができません

長期運用であれば投資信託がオススメ

長期インデックス投資がほとんどのアクティブファンドに勝つことは敗者のゲームなどで何度も語られています。

で、何の銘柄買えばよいの?

ここまで述べてきましたがおそらく皆さん同じ考え方だと思います。というのも、売れ筋の投資信託のランキング上位ですが

eMAXISSlim米国株式(S&P500)

楽天・全米株式インデックス・ファンド

eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)

私個人的な意見は、この辺りならどれでも良いかなと考えております。

なぜ、上記の銘柄が人気があるのかというと全米、全世界に投資することで分散が効いていること、長期で運用することで個別株投資よりもはるかに安定してパフォーマンスが高いことがこれまで示されているからです。

全世界の方が全米より分散が効いているわけですが、世界の経済の中心がアメリカであることと企業自体のグローバル化が進んでいるのでアメリカ投資していると自動的に全世界に投資している形になっている面もあるのでアメリカ全投資の投資家も多いです。

中国、インドなども注目されていますがポートフォリオを調節しながら取り入れていくのが良いのではないかと考えています。

まとめ

NISAの枠、恒久化がどうなるか決定していませんが、NISAの枠の扱いの問題などを考慮すると

長期、複利で資産を増やすためには指数連動投資信託を購入するのが良いという結論で、つみたてNISAの時と同じです。

全世界、全米など好きなインデックス投資信託がオススメです。

  • この記事を書いた人

drーharv

こんにちは、Dr. Harv です。専門医としてのキャリアを積む一方で、資産運用、副業、ポイ活にも取り組んでいます。 このブログ「dr-harv.com」では、日々の日常、投資の知見、趣味など幅広いトピックを扱っています。読者の皆様にとって何か役立つ情報を提供できれば幸甚です。

-NISA, 資産運用