資産運用

レバナス損切りの話が早速でてきている。損切りするまえに考えてみること5つ

2021-12-04

NASDAQ100レバレッジ投信はアメリカ市場の調整ムードが出てくると損切りしろーという周囲の声が毎回大きくなってきます。

下落率にレバレッジがかかっているので含み損が爆速で増え、含み益は減る。過去の暴落時の-90%程度はおこってもおかしくありません。と聞くとだんだん不安になってきます。

ここまでで不安になってきた人。想像以上にレバレッジ耐性は無いかもしれません

書いていて、何を当たり前のこと?って思うと思うんですけど下落するわかっていても戸惑う。これが人間です。

もう1回書きますが、含み益がマイ転するとストレスを感じ、動揺してしまうのは誰しも経験あるところだと思います。

この感情部分は人間なので仕方がありません。

損失が出ているときに考えないといけないこととして損切りがあります。

資金を守るためにも必要であれば損切りは行った方が良いと思います。

ただ、損切りをした方がよいのかどうかについてはよくわからないところもあり、過度なレバレッジは危険だということはできますが各人の戦略などで変わってきます。

利上げも前倒しになり、グロースへの逆風がいよいよという感じですよね。 アメリカのインフレは止まる気配は無く、FOMCで毎回の利上げが議論されるようになっています。

一方、前回の利上げ時はGAFAMは成長が上回りNASDAQはむしろ成長、上昇しています。

今回はコロナの変異種が次々出る問題やサプライチェーンなどの影響があり、どのセクターが伸びるのは不透明なところがあります。バリューが強くなるのでは?という意見も多く実際不透明となるとバリューセクターは買いやすいですよね。EVやエネルギーセクターがポイントにはなってきていそうですが長期ではわかりません。コロナの影響でハイテク系が稼ぎやすくなっているとも見ることができるので、前回のコロナショック程度の下げぐらいで止まるのでは?という見方があるのも頷けます。あとはマーケットがどのように判断するかをみる必要があります。予想があたったら苦労しませんが、たぶん予想しない方が無難です。

2022年3月追記

世界情勢が落ち着かない状況では全力投資はしない方が良い。FOMC通過も待たねばいけませんし、ヨーロッパの情勢が落ち着かないことには投資どころではありません。積立てを継続しながら様子をみるのが一番だと思います。

私の現時点での結論ですが

非レバNASDAQやS&P500などの積み立てでベースを確保した上でレバレッジの回復を待つという戦略が現実的ではないかと考えています

最近は利上げアナウンスありましたが、リバも強烈で底で拾えると結構プラスになったんではないかなと思います。往復でとるのは大変ですが、積み立てでは確実に利益がでる展開も見えてきています。ホント難しいです。今はリセッション懸念ですが、リセッションになったからといって直ちに暴落するわけではありません。

QQQ(NASDAQ100)チャート

損切りする前に。考えてみること5つ

損切りを考えるとき

レバナスは気にしないといけないことがいくつかあります。

面倒くさいなと思う方は非レバレッジNASDAQ100、QQQをオススメします。

こちらはメイン投資先として問題ないと思います。ハイテクがダメになる世界線は今のところ考えにくいし、指数投資なので今をときめくスター銘柄をもれなく入れ替えながら投資できます。

1.利確時の課税20%

特定口座の投資信託で運用している方が多いと思いますが、利確分の課税20%が1つ挙げられます。他にも信託報酬などなどコストが発生します。レバナスはコストがかなり高いです。。

2.いつ、つぎエントリーするのか問題。相場の底はどこなのか?機会損失は? 

そもそも天井と底がわかれば、底で買って天井で売って億万長者にすぐなれます。

ダウントレンドや暴落の兆候があれば、利確(損切り)を行い、底で入り直すのも難しい。AIや高速取引のおかげでリバの角度が異常に早い。1日で戻したりするアレです。このときは、前もって買っていないとダメですよね。

一番リターンが大きい底でのリバを取るのは難しい。で、入るタイミングを逸する。それだけでパフォーマンスが落ちることが知られています。結局何もせずホールドし続けていた方がよかったということになります。

どこまで下落するかわかりませんので、損切りを行った方が良かったか、そのままホールドしてリバを逃さないか難しい判断を要求されます。

調整か暴落かはいざ下がっているときはわかりませんので、ホールドの方が無難だったりします。ナスダックレバレッジ2倍ETF(QLD)の長期グラフを載せておきます。ここ10年はいつ買ってもOKという話です。

TradingView Chart
QLD月足チャート

3.ヒトは自分が思っている以上に損失に対するストレスが大きい 

個々人でストレス耐性は違います。こればかりは自分で自分を知る必要がありますね。

私はまだレバナスの運用金額が小さいので90%ドローダウンを喰らっても資金投入継続できます。より多くの資金で運用されている場合はリスク許容度などで変わってくると思います。運用の仕方はロットが増加してきても考える必要がありますがレバレッジにおいては出口戦略が問題になってきますね。

4.周囲の声が気になってくる

自分のお金のことなので自分で判断するのが一番ですが、インフルエンサーの声にすがってしまうのもわかります。リスクをとってリターンを得たわけですね。長期の運用を決意したなら口座チェックを止めるのも手段の1つです。

5.実は早期償還で一撃死亡がありえる

可能性はかなり低いのですが、解約が相次いだ場合とかファンドで運用ができなくなってくると解散してお金を返すことがあります。

最近でもコモディティ関連ニッケルで3倍のブルとベアが同時期に償還しました。

>> 3倍以上のレバレッジETF、投信もいいけど償還してしまったら意味ない

ちょっとの含み損でストレスになる場合、レバレッジ耐性は無いと思った方が良い

人間は頭でわかっていても、損失を回避してしまいます。ぶん投げて楽になりたくなります。儲かるとわかっていても含み損が増えた状態でホールド&資金投入を続けるのは人によっては大きなストレスになります。これまでNASADAQは暴落しても必ず回復しているので、底の状態でもホールドできる人はおそらく問題ありません。が、含み損は耐えられるか耐えられないか人によって分かれるところはあると思います。

長期で投資することを考えていて、それがストレスになってしまうのであれば本末転倒です。

無くなっても困らない範囲での資金で。いわゆる資金管理の話。ポジションの取りすぎは危ないです。



レバナスのつきあい方

リスク許容度によりますが、ITバブル崩壊時に-90%ドローダウンが過去起こっていること、いやいやコロナショックでも大して落ちていないじゃん(-50%)というところもあるのですが過去に1度起こったことはそれ以上の暴落も起こってもおかしくは無いはずです。で、落とし所としては資金効率かなと。-90%喰らうと回復まで時間かかるので、それだったら普通NASDAQ100や証拠金に回した方が良いというのが考えです。ここまでで一旦整理してみます。レバナス運用資金は無くなっても困らない額で夢を見るような投資方法が現実的かなと思います。

レバナス運用における問題点

暴落時は-90%ドローダウン(軽く済んだら-50%ぐらい)がある。が、大底で投げなければ時間はかかるが戻る可能性が高く成長するなら増える。確率は低いが、ほぼ全損となる早期償還リスクはゼロでは無い(下でふれています)

一度投げてしまうと、次に入るタイミングが難しく、入るタイミングを逸して激リバのリターンを取り逃すことがある。

調整なんかわかりきっているのだから、さっさと売れとか、早期償還したらどうするんだとか、底でまた買えばいいとか外野の声も気にしながら運用する強いメンタルが必要。

インデックス投資がアクティブに勝つ理由。たいていはホールドの方が良いというのは以下の書籍も参考になります。

安易な損切りはリターンを下げるかもしれず、利確は正義という意見もあり、その辺りは判断しないといけません。

以上踏まえてレバナスの戦略

普段はQQQ積み立て、底っぽいところでレバレッジ追加+積み増し

暴落も投資機会にする方法です。注意点として、中途半端に下がったところで投資資金を使い切ってしまい大底でがっつり買えないと機会損失が大きい。ですので、下落局面では淡々と少しずつ分割して買うのが良いと思います。理想は底から上がってくる鍋底型。リーマンショックの時のように数年に渡る下げとなるパターンは淡々と買い続けるのが最善でしょう。ストレス無く、暴落と付き合えます。今はこっちにしてます。

底をあてることは難しいのでちょっとずつ買います。勝率も悪くないですが1点、究極的な暴落があったときにレバナスが償還されることだけが懸念点です。

最終的にQQQ+レバレッジ という形になるので1.5倍前後程度のレバレッジを掛けた形になります。

相場の上下はわからないのでQQQとレバレッジ両方積み立て(1.5倍)、必要な資金レバを利確。底っぽいところでレバレッジ追加

非レバとレバレッジに1:1で積み立て1.5倍レバレッジと呼んでいます。リーマンショック級のNASDAQー50%を喰らってもこの比率ですと-75%前後で留まることができます。NASDAQが上がったり下がったりしながらこれまでのように右肩上がり成長するのであれば利確しない方が長期的にみるとパフォーマンスは1倍を大きく上回ります。上の方法とはほとんど変わりませんが、適当なところでレバを利確するという感じです。資金力がある方であれば暴落しても放置で耐えることができますが(そもそもそんな資金力がある人はレバに全力はしない?)、利確が必要な状況であればレバから利確しておくのが無難で、お金が入り用であるタイミングまたは見越しての必要な分利確がスマートかと思います。レバレッジ分は大暴落を喰らうと回復まで下手すると10年コースもあるので、リスク管理はやはり重要。

いいたいことは、全力レバレッジしていると必ずどこかで大暴落にあるのだから必要なお金ができたらレバレッジ比率をさげて資産を守った方がよいのでは?という考えです。

自身の年齢、生涯に必要なコストを計算して早めに切り上げる出口戦略が必要になります。

暴落は常に起こりうるので、その分のキャッシュを常にキープ。ポジションサイズ管理。

全力レバレッジはノーガード戦法となっておりFRBの緩和が終わってしまった以上、現状リスク高めとなっています。キャッシュポジションがあればポジション調整が可能になります。2022年か2023年か10年後かわかりませんが、どこかで暴落があるかもしれません。コロナショック程度の下げで済めば底でなくても数十パーセントドローのところで仕込んで、とにかく買えばレバナス民の大勝利です。レバナスに投資していると言うことは最悪90%ドローダウンは起こりえるということになります。暴落を待って買うというのも立派な戦略です。機会損失との綱引きですね。

上述したように最も株価が上昇するときは暴落時のリバで、このリターンを取れないとトータルのリターンが大幅に下がってしまいます。つまり。このときに相場に入っている必要があります。加えて下がったときの追加購入がリターン増加に極めて重要ですが、この時にキャッシュがないといけません。。全力投資が上回るシナリオも多いですが、最悪シナリオをひくと資金90%オーバーのドローダウンとなるのが悩ましいですね。レバナスを買う人が増えるほど純資産総額の減りが大きくなるので、レバナス最大の懸念ポイントです。

マーケットの恐怖は伝染します。売りが売りを呼ぶという事態になったときレバナスは大ダメージを受けます。

回復を待つ場合でも頭ではわかっていても、リーマンショックのような数年に渡る下げ相場で積み立てを継続する強い意志を必要とします。レバナスを投げ出す人が出て、もう終わりだという声が大きくなってきたとき、自身の利益が吹っ飛んで損失が増えていく中でも強い意志で投資を続ける強い意志が必要です。

私は、非レバNASDAQやS&P500などの積み立てでベースを確保した上でレバレッジの回復を待つという戦略が現実的ではないかと考えます。

私は、レバナスについては利確はせず。下がったら追加でちょっとずつ買おうと思っています。底で買えるかは気にしません。ベースとしての非レバ積み立ては精神の安定にも重要だと思います。

今はポイ活のポイントをレバナスで運用してどうなるか実験を行っているところです。今回の調整後あたりからデータをまとめて公開していこうと思います。

>> ポイ活とレバナスを組み合わせてみる

理想はオプショントレーディングで暴落時のボラを利益に変え、株や投資信託の購入資金に回せると良いです。メインはS&P500とNASDAQ100の積み立てで行っています。暴落時への追加購入時にレバレッジ分を増やすと投資効率が良くなると考えています。相場の向きを完全に当てないといけないので全力レバナス投資は無理じゃないですかね。

マーケット平均は総和であり、AI取引や高速取引で織り込み具合がどんどん早くなっている

インデックスのパフォーマンスは市場平均とほぼ一致します。アクティブファンドは手数料の分不利であることが指摘されていますし。パッシブなインデックスに対して、たいていのアクティブファンドは劣後することは広く知られています。

その理由は、機関投資家であるヘッジファンド、年金運用などのプロ自身もマーケット平均に属しているからです。

最近のAIやアルゴを含んだ取引が当たり前になっていて、機関投資家もどんどん強大になっています。そして、個人投資家はプロの機関投資家と同じ土俵で売買することになりますが、プロ側に乗っかるやり方としてS&P500,NASDAQ100,VTI,全世界マーケット平均にかけるという手法は非常に理にかなっているなと最近強く思うようになりました。敗者のゲームで言われていることですよね。市場平均にベットしていることで、市場の成長全て恩恵に預かることができます。いらないノイズ見たいのも混ざってしまうので爆発的なパフォーマンスは期待できません。インデックスにレバレッジをかけているレバナスが優秀なのは間違いないですが、過去のデータでは-80~-90%暴落は起こります。その後急速に回復することも過去のデータから示されていますが暴落はレバナスに投資している限り、避けては通れない。

資産形成で一番成績が良い人はどんな人か思い出してみよう

亡くなった人か、作った口座を忘れた人 ですよね。たまに聞くことがあると思います。

要するに、何もしない。口座を見るなです。

レバナスにおいては弱点である暴落時の底での損切りを如何に回避するか、途中での爆益時の利確をいかに我慢するかという試練があります。これら全てリターンを大きく下げる行為です。レバナス運用において重要なことは入金力に加え、確固たるメンタル、鉄の意志が必要です。

大和のレバナスとかQLDはリーマンショックちょい前にうまれたのでグラフが印象操作されている

我々が目にするコロナショック前後の爆発的なNASDAQ成長のグラフなのですが、NASDAQレバレッジETF,投信はどれもがリーマンショックちょい前に開始日となっています。なのでよくみると明確に初期はレバレッジETFはノーマルQQQを下回ったパフォーマンスになっています。なので、積立て初期に暴落しその後上昇した理想的な投資パフォーマンスパターンになっています。これが逆に展開となると積み上げた利益がふっとび含み損の彼方に飛んでいく可能性もあるわけです。含み益を経験してからまた張り付いて、そこから10年以上ヨコヨコが続いても買い増しを続けるか、ホールドしたものが大勝利をおさめるのは正しそうです。(ただし、早期償還を除く)

QLDチャート
Google FinanceよりQLD(レバレッジNASDAQ100ETF)チャート

はじめの頃は地平線1株2-3$の世界。仕込み時とはいえ報われるのが、そこから10年ぐらいかかっていますので、この頃NASDAQ100指数に高ロットで投資するのは極めて難しいことが想像されます。大きめな調整を狙いながらQLDをちょこちょこ買い足すのがまあ、無難なのかなと思っています。上げたり下げたりしながら右上がりです(今のところは)

2022年1月1日追記 レバナスの積立てはいったんやめました(一括買いにシフト)

想像以上にレバナス一括で投資している方々がいることに少しびびったのが正直なところです。レバナス全力はやはり防御力が気になりました。投資まもない方が90%ドローダウンを喰らったときにフリーズ、狼狽売りをする可能性は思った以上に高いのではと考えました。わかっていてもやってしまう、売らざるを得ない状況そんな感じです。たぶん早期償還の噂がでるのでだいぶ騒がしくなると思います。レバナスに投資している人々が増えるほど悪材料で短期間に売りすぎ→レバレッジの大暴落で振幅が大きくなる可能性を危惧しています。杞憂ならいんですが。おそらくー98%ぐらいいってもおかしくはないかなと思います。レバナスの早期償還は可能性は低いですが、-90%状態で突っ込むのはやはり勇気がいります。持ち直してきたらロットを増やすぐらいのつきあい方がいいのかもしれません。結局、QQQでよくね?って感じはしてます。レバナス投資はスポット買いメイン積立てはこれまで通りQQQとS&P500で頑張ろうと思います。

いち早く億りたいという考えより、-90%以上を喰らいたくないという心理状態を優先することにしました。長期投資という観点ではストレス管理も重要と思います。

レバレッジETF,投信は今後規制や早期償還のリスクも?

繰り上げ償還を喰らうと強制損切りの可能性があります。レバレッジETF規制については可能性はゼロでは無いので以下の記事も参考にしていただければ幸いです。レバナス大勝利でFIRE民続出に対しての課税増加・レバレッジ規制。または大暴落で個人が損失を被り、金融庁がレバナス規制なんてこともゼロでは無いのかなーと想像してしまいました。

償還リスクがあるということは知っておいた方が良いと思います。

>> レバETF、投信を買う前に償還リスクを今一度確認してみる

CWEBが凄い勢いで下がっているので、レバナスの今後が占えるかも

ロシア、中国の影響で民主主義が機能しないということが今回改めて露呈されました。前提がちょっと変わってきました。CWEBの下げも凄い勢いで下がっています。今はレバナスよりCWEBの方が償還リスクが高いといえます。償還となるかはわかりません。資金も様子見して、アメリカにやっぱ投資しようって流れがくると思うのでそうするとレバナスには追い風。CWEBが償還となったら、そもそもレバレッジ議論がでてきてレバナス規制みたいな流れも見えてきそうです。CWEBの展開は要注目です。CWEB償還リスクについて

レバナスが償還する前に、CWEB,3倍レバレッジナスダックTQQQが償還することになるので、そのあたりは要チェックですね。

CWEBでは下落のため、2022年5-6月株式併合がおこりました

CWEBは1:10の株式併合、10株を新しい1株にするという措置がとられました。

じゃあ、10株に満たない株はどうなるの?と思いになると思います。実際にどうなったかこちらの記事も参考いただければ幸いです。

>> CWEBの株式併合で償還となった件

下落なら下落でやれることがある

下落で増えるものといえばボラティリティーです。そのボラティリティーをトレードするオプショントレーディングはギルドで勉強させていただいています。オプショントレーディングはボラティリティを利益に変える、また異なった戦略があります。

下落を乗り切るスプレッドは様々な戦略があり勉強になります。入門本を紹介しておきます。

結局、王道のインデックス投資積み立て

NISA,iDeco, FIREなどではインデックス投資の積み立てが重要であると言われています。以下の書籍からもインデックス投資の優位性がわかると思いますので目を通してみると何か気づきがあるかもしれません。



-資産運用