日経ダブルインバースETFの仕組みとは?

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インバースETF(べア型ETF)は、相場が下落したときに上昇するETFです。具体的には、先物取引によって逆指標となる利益を出します。

この記事では日経ダブルインバースETFの仕組みを解説します。

目次

ダブルインバース型ETFの運用方法

一般的に先物取引によって運用されます。市場の値動きに応じて毎日リバランス取引が行われ、設定・解約に応じた先物取引が行われます。日経インバース指数のETFでは、日経平均先物を利用して運用されます。
ダブルインバース型ETFは、純資産の-2倍となる先物を保有して運用されます。市場の値動きや設定・解約の影響を考慮し、必要な枚数の先物取引が行われます。ETFが保有する先物は清算値で評価され、ETFの純資産に反映されます。

取引の実際

取引枚数の決定は、清算値が出る前の時間帯に市場価格を見ながら行われます。クロージングオークションで執行することが最善の取引ですが、取引枚数が大きい場合は立会外取引やザラ場での取引が行われることもあります。ザラ場での取引は清算値と乖離した価格で取引が成立する可能性があるため、慎重に執行する必要があります。

乖離した価格で取引が成立すると、当然損をすることもあります。

まとめ

ダブルインバース型ETFは、相場が下落したときに上昇するETFですが、純資産の-2倍という特徴があります。市場の値動きに応じてリバランス取引や設定・解約に応じた先物取引が行われます。売買コストや精算時の乖離などにより、減価が生じたり長期で保有するとマイナスになっていくのは取引の仕組みから納得できますね。

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この記事を書いた人

こんにちは、現役医師のDr. Harvです。
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