マーチンゲール法は
取引に負けた場合の次の取引に、前回かけた(負けた)金額の倍をかける手法です。
例としては
1000円→負けると-2000円 これを勝つまで繰り返すという手法です。
勝ったところでリセットです。理論上はこれで負けないとされています。
負け続けると、1000,2000,4000,8000と掛け金が増えていきます。同時に損失も倍倍で増えていきます。
マーチンゲール法のメリット
少額からはじめれば資金がショートしない限り負けにくい戦術といえます。1回でも勝てば損失を回収できるのがメリットです。
マーチンゲール法のデメリット
資金がショートすると戦術が破綻する。つまり損失が確定します。
ちなみに10連敗する確率は勝率50%とすると 1/2の10乗≒0.1%となります。1000回に1回はおきるということです。稀におこってもよさそうな頻度です。
さらにマーチンゲール法を行うには資金が数倍から数十倍必要になります。これで勝率は上がります。
要は資金が多ければ多いほど優位になります。
マーチンゲール法は破綻しやすい
マーチンゲール法は理論上は勝てますが、普通の場合資金が用意できないので机上の空論となってしまいます。1000万持っていて1000円の賭けでスタートする場合でも13回連続で負けると400万ほどになるのでちょっと怪しくなってきます。
無限の資金を持つという前提に無理があるようです。となるとどこかでロスカットとなりますので、実戦でのマーチンゲール法での勝率はあまり高くないかもしれません。
以上の議論から、マーチンゲール法は1回の損失が大きくなるものは相性が悪いです。それだけ資金が必要になります。レバレッジ系へのナンピン投資手法としてはマーチンゲール法は難しいかもしれません。
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