ChatGPTを使った文章校正の精度をあげる

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ChatGPTでの文章校正の精度をあげる方法を検討してみました

GPT4を使う

全般的にGPT3.5よりGPT4の方が成績が良くなる傾向があるので、GPT4を使用できる方はGPT4を利用しましょう。

【2023年最新版】GPT-4解説:はじめ方と費用、改善された機能とChatGPT Plusの特典

GPT4にプロンプトを考えてもらう

GPT4が考えたプロンプトを軸に考えてみます。

テストサンプル

今回は、文章校正を検討するために以下のサンプル文章を用いることにしました

「先日、あるカフェでランチを食べたんだ。店内はデザインがとてもすてきで、ウェイターの対応も親切だった。メニューには、様々な料理があって、どれも美味しそうだった。僕はパスタとサラダを頼んだ。パスタはソースが絶妙で、サラダも新鮮で美味しかった。デザートはチョコレートケーキを頼んだが、それはちょっと甘すぎた。次回は違うデザートを試すつもりだ。」

良さそうですね

プロンプトエンジニアリングを意識

プロンプトエンジニアリングを意識したプロンプトを試してみます。プロンプトはPROMPTYのこちらから

文章:[###ここに文章入力###]
上記の文章に対して下記の操作1を行い、出力してください。
操作1:[
修正1:誤字脱字、タイプミスがあった場合は全て指摘してください。
修正2:言葉の表記にばらつきがあった場合は全て指摘してしてください。
修正3:数字の表記にばらつきがあった場合は全て指摘してしてください。
修正4:慣用句やことわざの表現に誤りがある場合は全て指摘してください。
修正5:文脈に合わない単語が使われている場合は誤りを全て指摘してください。
修正6:主語と述語の組み合わせが間違っている場合は全て指摘してください。
修正7:文末の表現は全て「です、ます」口調に統一してください。
修正8:句読点の打ち方に不自然な点がある場合は全て指摘してください。
]
操作1を行う際には下記の条件を遵守して操作を行ってください。
条件:[
・文章の順番に変更を加えない
・架空の表現や慣用句、ことわざを使用しない。
・文章を省略しない。
]
操作2:[
操作1を行った後に指摘事項を全て修正した正しい文章を出力してください。
]

結果、

結果は大きくは変わりませんが、プロンプトエンジニアリングの方が校正の確認や、細かい指示の修正が容易です。ただし、トークン的にはプロンプトエンジニアリングだと不利になることもあるのでGPT4に文章をいれて【校正して下さい】だけですむこともあります。

プロンプトを分割して、まず誤ったところを指摘してもらい→反映して校正して下さい でもほぼ同じ結果となります。

いろいろ試してみるのが良いと思います。

比較表を作ってもらうのもオススメ

校正前、校正後、その理由を表形式にしてくれるようにお願いすると以下のような結果になります。

理由をあげてもらうとプロンプトの修正などに役立ちますし勉強になって便利ですね。

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drーharv

こんにちは、Dr. Harv です。専門医としてのキャリアを積む一方で、資産運用、副業、ポイ活にも取り組んでいます。 このブログ「dr-harv.com」では、日々の日常、投資の知見、趣味など幅広いトピックを扱っています。より良い未来につながることをコンセプトにしています。読者の皆様にとって何か役立つ情報を提供できれば幸甚です。

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