ChatGPTの文字数制限を突破する方法

ChatGPTは入力の文字数(トークン)制限があって長い入力を諦めている方がいるかもしれません。今回の記事では、そのような場合でも文字数制限を突破する方法を紹介します。

ChatGPTの文字数制限とは

ChatGPTには文字数制限があり、現状のところ2048文字です。なので、それ以上になると受け付けてくれません。

ですが、実は解決法がありました。

ChatGPTが実は教えてくれる

AI自体がヒントを教えてくれることに驚いてしまいます。

分割!!

テキスト分割に対応するプロンプト

テキストを分割するだけでは認識してもらえません。

前後の文脈を明示する必要があります。

例えば、前半のテキストの最後に「続きは後半で」というようなメッセージを挿入し、後半のテキストの冒頭に「前半はこちら」というメッセージを入れる。または、分割したテキストそれぞれに、前後の文脈を説明するサマリーを付ける。
プロンプト(ChatGPTへの指示文章)を与える必要があります。

例えば以下のプロンプトを入れてみます。

入力分割をChatGPTに理解してもらう

この方法では以下の二種類のプロンプトが必要です。

導入プロンプト

    これからブログ記事を複数に分割して渡しますので、その内容について作業を行います。

    私が「リライトして下さい」というまでは、作業を始めないでください。
    代わりに「次の入力を待っています」とだけ出力してください。
    わかりましたか?

    これで成功です。

    分割プロンプト

    ${入力文章}

    上記の文章は全体の一部です。まだまとめないでください

    テキストを複数に分割する旨を伝えるのと、特定の指示文を指定します。

    最後に、入力を終えたところでこれで全てです。リライトして下さいとプロンプトを入力します。

    すると、ChatGPTから以上の内容でリライトしてよろしいでしょうか?といったような確認がきますので

    作業に指示を与えることができます。

    出力は分割できない

    入力は今回紹介した方法で対応できます。しかし、出力の分割は対応していないため根本解決にはなりません。

    なぜかというと、入力が多いときは出力も多くなることが多いからです。要約や、何かサマライズするなどの利用に向いているかもしれません。ChatGPTはプロンプト次第で様々な使い方できるので、プロンプトには習熟が重要ですね。

    参考いただければ幸いです。

    • この記事を書いた人

    drーharv

    マイペース勤務医。コロナ禍で今までのキャリアパスも通用しなくなっており稼ぐ手段を模索。様々な運用、副業などを試しています。医師生活、子育て、趣味などについても書き連ねています。何か参考になるものがありましたら幸甚です。

    -ツール