研修医や医師向けにおすすめのノートパソコンについて解説します。
私自身はMac、Windows、Linuxの経験がありメインはWindowsのラップトップに落ち着いています。
今回はPCの選び方とオススメを紹介します。
医師に適したPCの選び方
PCのスペック要件
医師や研修医に最低限必要なPCスペックがあります。
特にMicrosoft Officeをストレスなくスムーズに動かすスペックが必要です。
具体的には、
年に数回ある学会発表でプレゼン資料を作るPowerPoint。研修医レベルでは、動けば良いレベルで十分ですが
大学院進学や大学での勤務が決まると使用頻度が増えるのでより高いスペックが望ましいです
そのため、Microsoftオフィスが快適に動くスペックが最低要件となります。
WindowsとMacの選択
昔はMacでないとできないことがあったのですが、最近ではWindowsの方が広く使用されており大きな違いはありません
Macの場合は端子、コネクタで困ることがあるので
無難な方はWindowsになっています。MacはWindowsよりオシャレですが、コスト的にはWindowsより高くなることが多いです。コストを考えずMacを好む方にはMacBook Proは最適となるでしょう。
必要なスペック
- 画面は13インチ
- 重量は1kg前後
- OS:Windows11
- CPUはCorei7 or Ryzen7 以上
- ストレージはSSD256GB以上、または大容量のHDD
- メモリ 8GB以上
- Microsoft Officeがプリインストールされていること
- USB Type-C あると充電も対応し非常に便利です
画面は小さいと、作業の時不便に感じますので、デュアルモニタ環境がなければ大きい画面の方が満足度は高いです。
詳しくはこちら外付けディスプレイを使ってデータ編集や作業時の効率を上げる
持ち運びのラップトップの画面サイズは14インチまでが限界になります
詳しくはこちらの記事もご覧下さい
追加の考慮事項
- ポータビリティと耐久性: 持ち運びやすさと、日常の使用に耐えうる堅牢性を兼ね備えたモデル
- キーボード: 長時間のタイピングに適した快適なキーボード。ThinkPadは特にその打鍵感が評価されています。
- コストパフォーマンス: Let's noteのようなラップトップは高価ですが、ThinkPadなど他のオプションはより手頃な価格で同等以上の性能を提供します。
Let'snoteやThinkPad Xシリーズの上位機種をカスタムするとだいたい30万超えてきます。
MacBook Proも30万超えてきます。
まあ、仕事道具と考えるとアリなのですが
Windowsで検討すると10万程度下げても十分満足するスペックになると思います。
オススメのモデル
ThinkPad T14Gen4
重さが1.3kg前後ですが必要なスペックは全て兼ね備えています。
Eシリーズの方が1周り安いのですが、重さが増えてきますので持ち運びという点で劣ってきます。
堅牢性、軽量化してしまうとキーボードの性能は大きく下がるので私は打鍵感の方オススメします。店頭などで比較してみると、よくわかると思います。勿論、我慢できそうであれば安いモデルを選んで問題ないと思います。
黒くてカッコいいし、キーボードだけでも満足感が得られます。クーポン適用でさらに安くなるので、ネットで購入がオススメです。
レノボは学生割引があるので、医学生の方にもオススメです。
X1 CARBON
X1 CARBONは上位モデルのため軽くて、液晶もグレードが高くなりますので比べると欲しくなってくる機種です。
Tシリーズとの差額10万円程度の価値をどのように考えるかで決められるのが良いと思います。
14型で1.1kgですから、まあ文句はありませんね。
ThinkPad X1 Carbon Gen11のレビュー記事
MacBook Pro
MacBookProで何の問題もありません。特にデザインと性能を重視する方にはオススメです
ただ、私MacBookのキーボード合わないんですよね。打鍵感。打っている感じがしないんですよ。あと、モニターの汚れが目立ってくるのがどうしても好きになれず、たまに使うときにやっぱり合わないなあと思っています。
カスタマイズするという選択
PCの作業を快適にする要素はメモリ、ドライブ容量、HDDかSSD、ディスプレイの大きさなどが上げられます。
後からメモリやストレージを増設することで、自分のニーズに合った仕様にカスタマイズすることができます。
コストを抑えつつ、必要に応じて性能を向上させることができます。
HDDをSSDに換装することでPCの性能、スピードを向上させることができます。
ディスプレイは外付けディスプレイを使うと作業効率上がります。1-2万程度
最上位モデルとミドルスペックでは、だいたい10ー15万程度かかるので、私は初期カスタマイズを落として自分で
後からカスタマイズすることで好みのスペックにします。
以上の調整で、ドライブ容量が少ない、動作がもっさりするといったラップトップの弱点をカバーすることができます。