NASDAQ100リバランスとその影響

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NASDAQ100は、米国のNASDAQ証券取引所に上場している非金融企業の中で、時価総額が最も大きい上位100社を選出した株価指数です。この指数の構成銘柄は、Apple、Microsoft、Amazon、Tesla、Alphabetなど、テクノロジーセクターを中心とした成長性の高い企業群で構成されます。

NASDAQ100の構成銘柄については以前紹介しました

NASDAQ100は時価総額に応じて100者を選出する仕組みになっていますが、2022-2023年から急上昇しているアップルやマイクロソフト等の時価総額が増加しており

特定銘柄への過度な集中に対処するため特別リバランスを実施すると発表した。7月3日時点の発行済み株式に基づいて調整が行われ、14日に発表、24日の取引開始前に実施する。

特別リバランスとは

ナスダック指数の最大構成銘柄群の割合があらかじめ設定された基準値を超えた場合、特定の状況下で、特別なリバランスが実施される可能性がある。詳細情報は乏しいが、文書によると、一つのシナリオでは指数構成比率が4.5%以上を占める大型株の影響力が合計で48%を超えた場合、ウエートを減らすことができるという。

7月のナスダック特別リバランス

ナスダックのリバランスは

Bloomberg報道によると、プロフォーマ・データとその直前のウエイトを比較する際、マイクロソフト(MSFT)とエヌビディア(NVDA)の減少幅が最も大きく、それぞれ約3%ポイント低下し、9.8%と4.3%になる見通しです。アップル(AAPL)は1%ポイント低下し11.5%となり、構成比率で首位に返り咲く見通しとのことです。

前回2011年、特別リバランスでは株価の影響は限定的だったとのことでトレンドが変わるまでのことは少ないようです。現在続いているアメリカ市場の上昇がどこまで続くか注目です。

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drーharv

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