小児科バイトはやめた方がいい?|専門外バイトの難しさとは
「医師バイトを増やしたい」と考える中で、小児科案件を見かけることがあります。
しかし私は、内科専門医である自分が小児科バイトをすることに対して、明確な理由から避けています。
なぜ小児科バイトを避けるのか?|内科医としての実体験
✅ 小児科は専門性が高く、診断ミスのリスクが大きい
小児科では、同じ“発熱”でも鑑別疾患が大きく異なります。以下のような疾患が“よくある”発熱に紛れて潜んでいます。
- 川崎病
- 腸重積
- 新生児期・乳児期の感染症(細菌性髄膜炎など)
- 発疹を伴うウイルス感染症(麻疹・風疹 など)
これらは、一見軽症に見えても数時間で重症化するリスクを常に意識しなければなりません。
✅ 説得力
診断だけでなく、説明や説得にかかる時間とストレスも大きいです。
「様子を見ましょう」という言葉が、内科よりも通用しにくい印象があります。
専門では無いときの説得力の低下は否めません
目次
小児科対応アルバイトの探し方
小児科専門医指定のワクチンバイトや、診療バイトなどは簡単に見つかります。
なにせ、多忙な小児科医ですからアルバイトをバリバリやる先生は少ないのか、需要に対して医師数が少ないのか。ともかく小児科案件は直前でも見つかります。
中には、小児科専門医必須でない案件も存在するので、小児科診療を非専門医が行うという状態になっているように思います。
✅ 探すには医師バイトサイトが有効
以下のような医師バイトサイトで、「小児科」「専門医不問」「ワクチン」などの条件を指定すればヒットします。
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