「夜は休めるバイトがいい」「本当に寝られる当直ってあるの?」
そんな希望を持つ医師に人気なのが“寝当直バイト”です。救急対応が少なく、業務内容も穏やか。
この記事では、寝当直バイトの探し方・日給相場・科目別の働き方・体験談まで詳しく紹介します。
✅ 寝当直はこんな人におすすめ
経験よりも効率の良い収入を重視
日中忙しくて休みながら稼ぎたい
副業に時間と体力を割きたくない
自分の時間を大事にしたい既婚医師
寝当直ってどんな仕事?
入院患者の急変時対応もほぼ無しなことが多い
救急指定なし・夜間外来なしの病棟管理オンリー
DNAR対応やお看取りが中心
寝当直業務の概要
寝当直業務の概要です
- 入院患者さんの急変対応
- お看取り(死亡診断書作成)入院患者さんの急変対応
- 介護施設の入院時 対応
- 回診(夜、朝)朝回診が無い病院もあります
初期研修が終わった程度のスキルがあれば十分対応可能な業務内容です。
急変時対応がDNARとなっているため、おみとりがメインな業務になるわけです。
死亡診断書の作成方法については以下
令和4年度版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル(厚生労働省リンク)を確認しておきましょう
寝当直バイトを行うために必要な資格やスキル
寝当直バイトを行うために必要な資格やスキルは特にありません。
専門医資格があると採用されやすくなります。初期研修が終わった程度のスキルがあれば十分対応可能です。
💰 寝当直のバイト相場(2025年現在)
勤務タイプ | 日給相場 |
---|---|
一般当直(夜間) | 4〜5万円 4を切ることもある |
24時間当直 | 約10万円 |
土曜夜〜月曜朝(連続) | 15万円前後 |
※5万円以上の案件は救急外来付きが多いため注意が必要です。
🔍 寝当直バイトの「探し方」マニュアル(操作画面付き)
それでは、バイトを探しましょう。
医師バイトサイトに登録します。MRT、エムスリー、民間医局のバイト登録サイトは勤務ボーナスやキャンペーンがあります
ゆったり当直と明記してあるものが、いわゆる寝当直バイトになります。
不明な場合、救急業務があるかどうかについては契約の際に確認できますし、こちらからも質問できます。
明記されていない場合は1日あたりの救急車の搬送件数の記載がありますので、ここでわかります。
Dr.アルなびでの探し方
Dr.アルなびで寝当直バイトを探してみましょう。スポットバイトを探します。
勤務区分→当直をチェック、日付、エリアなどを入力、仕事内容の当直帯のチェックのところで救急対応と夜間外来を外します。スクリーンショットを参照下さい。

上記の条件で検索を行うと、寝当直、往診バイトが残ると思います。あとは内容を吟味してみて下さい。
不明な点は勤務前に各施設に問い合わせを行っておくことでトラブルを避けることができます。
MRTでの探し方
MRTでの探し方を紹介します。スポット検索を選んで下さい。
当直、業務内容の病棟管理と訪問診療・往診(完全に寝当直を希望する場合は外して下さい)・オンコール待機をチェックします。

詳細応募をみて案件の吟味を行って下さい。相場が4-5万で、救急外来業務の記載が無いものは寝当直と考えて良いです。もちろん、案件によっては異なりますが私の経験上、ほぼ100%寝当直です。逆に5万を超えてくるものはそれなりにコール、診察の仕事があると考えます。
働き方改革対応の宿日直許可対応案件の調べ方
医師の働き方改革に対応した宿日直許可対応案件も一括して調べることができます。
検索条件や結果をメール通知で設定しておくことも可能です。

💡 寝当直を快適に過ごすグッズ&過ごし方
仕事の大半は待機時間となります。
日勤との調整で“実質高日給”に
Kindle Unlimitedで雑誌やマンガを一気読み
持参すべき便利グッズ・過ごし方のアイデアも紹介します
動画やマンガ、雑誌もあった方が良いです。Kindle Unlimitedでは

こちらは雑誌のラインナップの一部ですが、これら雑誌以外に書籍200万冊以上が読み放題なので、30日間の無料体験を行いその価値があるか検討することをオススメします。
精神科寝当直の実情|内科医でもできる?
精神科の寝当直バイトは、精神科を専門にしていない医師でも挑戦できることが魅力です。多くの募集では「非精神科医でもOK」と明記されているため、精神科の専門知識がなくても応募できます。もちろん、精神科を専門にしている医師の方が給与は高くなりますが、一般の内科医でも十分に対応可能です。
精神科の寝当直バイトのもう一つの魅力は、業務内容が比較的シンプルであることです。主な業務は以下の通りです。
- 回診: 患者の状態を確認し、必要に応じて対応します。
- カルテ記載: 診療内容や患者の状態をカルテに記載します。
- 内科疾患の治療: 認知症患者や精神科疾患が落ち着いている患者の内科疾患の治療を行うことがあります。
精神科として対応が必要な場合は、専門の先生と連絡が取れるようなシステムになっています
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