長時間の、PC作業による、慢性的な、頸部痛、そして、肩こり。
我々、医師が、外来で、日々、患者さんに、説明している、この、ありふれた、症状に、実は、我々自身が、最も、苦しんでいる、という、皮肉。
その、最大の、原因の一つが、ノートPCの、画面を、覗き込む、不自然な、姿勢です。
この記事では、この「ラップトップ起因性・頸部痛」という、現代の、職業病に対し、最も、シンプルで、効果的な“治療薬”である、PCスタンドの、重要性を、医師の視点から、解説します。
なぜ、ノートPCは、我々の、身体を、蝕むのか?
人間の、頭部の、重さは、約5kg。しかし、首を、前に、傾ける、その、角度によって、頸椎にかかる、負荷は、指数関数的に、増大します。 首を、60度、傾ければ、その、負荷は、27kgにも、達する、と言われています。これは、小学校、中学年の、子ども一人を、首だけで、支えているのと、同じです。
ノートPCを、机に、直置きする、という、行為は、この、極めて、不自然で、有害な、姿勢を、我々に、何時間も、強制するのです。これが、慢性的な、首や、肩の、痛みの、正体です。
あなたの、デスクを「人間工学的コクピット」へ
この「疾患」に対する、治療プロトコルは、明確です。
ノートパソコンスタンド
まず、PCスタンドを、導入し、画面の、上端を、自らの、目線の、高さ、あるいは、それより、少し、下に、合わせること。これが、治療の、第一歩であり、最も、重要な、基本薬です。
- 折りたたみ可能でコンパクトになる
- 245gと軽い
- 角度調整が15°から40°と6段階
何も無い場合、代用品でオススメなのはペーパータオル??
そこそこの強度で高さのあるもの。ペーパータオルもオススメです。高さ調整もできますので、とりあえず何も無いときにはオススメです。別にペーパータオルでなくても医学書とか教科書とか強度があってPCの下の台として置ければ何でもいいです。
トラックボールマウスとの併用
手首や腱鞘炎でお悩みの方はトラックボールマウスと組み合わせると非常に快適な環境を得ることができます。一度体験すると戻れなくなります。職場やオフィスにある外付けモニターを併用するとデスクトップPCとほぼ同じ環境になります。
外付けキーボード(完全な、根治療法)
PCスタンドと、外付けキーボード、そして、マウス。この3つを、組み合わせることで、ノートPCは、デスクトップPCと、同じ、理想的な、人間工学的、環境へと、完全に、生まれ変わります。これこそが、根治療法です。
まとめ:最高の、パフォーマンスは、最高の、姿勢から
PCスタンドへの、数千円の、投資。 それは、単なる、アクセサリーへの、出費では、ありません。
それは、我々、医師の、最も、重要な、資本である「身体」を、慢性的な、痛みから、守り、長期的に、最高の、知的パフォーマンスを、維持するための、極めて、費用対効果の高い「医療費」であり、「自己投資」なのです。