統計解析の結果、p値が0.048と、表示された。 これを、小数第2位で、四捨五入し、「p<0.05、有意差あり」と、結論付けて、良いのでしょうか。
Excelにおける、数値の「丸め」は、単なる、書式の、問題では、ありません。 それは、我々の、研究データの、解釈と、結論、そして、論文の、信頼性そのものを、左右しかねない、極めて、重要な、操作です。
この記事では、3つの、ROUND系関数を、医師・研究者が、どう、正しく、使い分けるべきか、その、科学的な、作法を、解説します。
目次
ROUND関数:四捨五入
ROUND(数値, 桁数)
たとえば「12.75」を四捨五入して小数第1位で処理したい場合は:
=ROUND(12.75, 1)
→ 結果は 12.8
ROUNDDOWN関数:切り捨て
ROUNDDOWN(数値, 桁数)
同じく「12.75」を小数第1位で切り捨てたい場合:
=ROUNDDOWN(12.75, 1)
→ 結果は 12.7
ROUNDUP関数:切り上げ
ROUNDUP(数値, 桁数)
切り上げなら:
=ROUNDUP(12.75, 1)
→ 結果は 12.8
✅ 実務でよくある使い方
💼 よくあるシーン①:売上の端数を整数にしたい
=ROUND(A2, 0)
🧾 よくあるシーン②:切り下げ
=ROUNDDOWN(A2, 0)
📈 よくあるシーン③:切り上げ
=ROUNDUP(A2, 0)
まとめ:数値の「丸め」は、科学的な、意思決定である
Excelの、ROUND系関数は、単なる、便利な、ツールでは、ありません。 それは、我々、医師・研究者が、自らの、データの、意味と、その、影響を、深く、理解した上で、どの、丸め方を、選択するのが、最も、科学的に、誠実で、かつ、安全か、という、一つひとつの、倫理的な、意思決定なのです。