Excelで数字を「四捨五入」「切り捨て」「切り上げ」したいとき、どの関数を使えばいいか迷ったことはありませんか?
この記事では、ROUND・ROUNDDOWN・ROUNDUPの違いと使い方を、実務でよくある“あるある例”とセットで解説します。
関数の基本形はもちろん、「何桁で処理すべき?」という悩みや、よくあるミスとその回避方法まで丁寧に紹介しています。
目次
ROUND関数:四捨五入
ROUND(数値, 桁数)
たとえば「12.75」を四捨五入して小数第1位で処理したい場合は:
=ROUND(12.75, 1)
→ 結果は 12.8
ROUNDDOWN関数:切り捨て
ROUNDDOWN(数値, 桁数)
同じく「12.75」を小数第1位で切り捨てたい場合:
=ROUNDDOWN(12.75, 1)
→ 結果は 12.7
ROUNDUP関数:切り上げ
ROUNDUP(数値, 桁数)
切り上げなら:
=ROUNDUP(12.75, 1)
→ 結果は 12.8
✅ 実務でよくある使い方
💼 よくあるシーン①:売上の端数を整数にしたい
=ROUND(A2, 0)
🧾 よくあるシーン②:切り下げ
=ROUNDDOWN(A2, 0)
📈 よくあるシーン③:切り上げ
=ROUNDUP(A2, 0)
まとめ:関数の違いを使い分ければExcel作業は爆速に!
ROUNDは「通常の四捨五入」、ROUNDDOWNは「切り捨て」、ROUNDUPは「切り上げ」と覚えておけばOK。
Excelの関数を“使い分けられる人”は、集計や報告書作成で圧倒的にミスが減ります。
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