NISAのデメリットまとめ

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最近なにかと話題のNISA 少額投資非課税制度の注意点をまとめました。特にデメリットについてまとめています。

意外と注意すべきポイントが多いのでまとめておきます。

NISA:ニーサ 少額投資非課税制度とは

NISAは値上がり益も配当金などの利益は全て非課税になるという制度です。配当金がそのまま手元に残るので資金が増えやすいというわけです。

NISAのデメリット

NISAのデメリットを以下に示しますが、要は元本割れのリスクがあるということを意識する必要があります

NISAのデメリット

  • 損益通算ができない
  • 既に保有している投資信託などは対象外
  • 商品は金融機関で異なる
  • 元本割れのリスクがある
  • 配当金が課税されることがある

損益通算ができない

 NISAでは一般口座や特定口座との損益通算(利益と損失の相殺)ができません。NISAでは利益に課税されないと同時に損失も税務上ないものとみなされるため、他の口座で利益が出ていても損失の相殺はできません。課税額を減らすことができません。

また、NISAでは繰越控除(翌年以降に損失を繰り越し、翌年以降の利益から損失を控除することができる制度)も適用されません。

既に保有している投資信託などは対象外

NISAの非課税が適用されるのはNISA口座で購入したものです。一般口座や特定口座ですでに保有している株式や投資信託などをNISA口座に移管することはできません。

NISAの商品は金融機関で異なる

NISA口座では株式、投資信託、ETFなど様々な商品を購入することができますが金融商品の扱いは金融機関によって異なります。

株の配当金への課税を防ぐ方法

なんとNISAでは配当金に課税されることがある条件があります

株の配当金を「指定した銀行口座への振り込み」や「郵便局での現金受取」

この方法だとNISA口座で買った株の配当に課税されます。

配当を非課税にするには、証券口座への入金に配当金の受取り 株式数不例配分方式にしましょう

知らずに設定している人が多いらしいので、かならず配当を非課税で貰うようにしましょう。

まとめると、NISAは利益がでているときはいいのですが損失が出ているときはそのメリットが享受できないどころかデメリットとなるリスクがあります。損しにくい運用として分散・長期・複利のインデックス投資運用が重要と考えています。

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drーharv

こんにちは、Dr. Harv です。専門医としてのキャリアを積む一方で、資産運用、副業、ポイ活にも取り組んでいます。 このブログ「dr-harv.com」では、日々の日常、投資の知見、趣味など幅広いトピックを扱っています。読者の皆様にとって何か役立つ情報を提供できれば幸甚です。

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