YCC(イールドカーブ・コントロール)について調べた

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YCCとは

YCC(イールドカーブ・コントロール)が金融政策として行われています。

イールドカーブ(利回り曲線)は、市場金利(国債利回り)を短期→長期へと並べてつないだ曲線のことです。

短期金利は政策金利で調整。長期の金利(市場金利)は金融政策ではコントロールが難しいとされます。

中央銀行は、市場金利を国債購入などで調整します

日銀の指値オペがそれに該当します。

日銀は2016年9月からYCCを採用

日銀は2016年9月にYCCを採用。

「長短金利操作付き・量的質的金融緩和」。政策金利の誘導目標に加え、長期金利の誘導水準を定め、その水準になるよう国債買入れを実施すること。

実際、国債の買い入れを行っていますよね。10年国債を0.25%の利回りで無制限に買い入れる指値オペを連日行っています。

諸外国の金利上昇圧力の中、注目される日銀のYCC

金利上げるでしょ?とみられるなか注目のBOJ。変更なしで利上げなしで現状維持となりました。

しかしながら今後も諸外国のインフレ、金利上昇のなか金融緩和の継続は困難?という見方は強いでしょうから、今後も要注目

YCCの問題点

現状ですと、円安誘導と捉えられかねません。食料品やコストなど我々の生活に直結しますし、悪い円安論もでてくるでしょう

一方で、円高に振れると株価が大暴落しかねないということでジレンマというようです。

そうすると、現政権への批判が高まり選挙に影響しかねません。などなどの思惑がでてきます。

この金利ネタの揺さぶりは今後もあるでしょうから、注目と思いました。

ポンド危機との対比

ジョージソロスがイングランドに対してポンドを売り浴びせ、ポンドを急落させたことが有名です。

現在、日本通過の円も円安で急落中ですね。。

  • この記事を書いた人

drーharv

内科医です。資産運用や副業など、さまざまな手段を試しています。このブログでは、医師としての生活、投資、趣味など、幅広いトピックを綴っています。読者の皆様にとって何か参考になる情報があれば、幸いです。

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