【Linux音が出ない?】Let’snoteでスピーカーから音が出ない時の対処法(ALSA対応)

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Linux使用中に「スピーカーから音が出ない」問題に悩まされる方は少なくありません。特にLet’snoteなどのモバイルノートではありがちなトラブルです。

今回は、ALSA(Advanced Linux Sound Architecture)を使った音量調整・永続化の手順をわかりやすく解説します。

目次

スピーカーから音が出ない原因を調べる

多くのユーザーが遭遇する原因として、ALSA(Advanced Linux Sound Architecture)の設定が正しくないということがあるようです。

ALSAミキサーで音量設定を確認する

ターミナルを開く

$ alsamixer 

   パスワードを聞かれるので,パスワードを入力すると,ALSAが立ち上がります。

    右側に操作方法が書かれています。

サウンドカードを選択する

    F6を押し,サウンドカードを選択します。

 リストからHDA  Intel PCH” を選択します。

ヘッドフォンの音量を調整する

ALSAミキサー画面で、左から2番目に「Headphone」が表示されているはずです。この音量が0になっている場合、スピーカーから音が出ない可能性があります。キーを使って「Headphone」の音量を上げてみましょう。これでスピーカーから音が出るようになるはずです。

設定がリセットされる問題を解決する

  再起動後に設定が元に戻ってしまう問題も発生します。この問題を解決するために、以下の手順で設定を永続化しましょう。


ターミナルで以下のコマンドを実行して、現在のALSAの設定を保存します。
$ alsactl --file ~/.config/asound.state store

設定を自動で復元する
続いて、GNOMEのセッションプロパティを使用して、起動時に設定を自動で復元するようにします。以下のコマンドを入力してください。
$ gnome-session-properties表示されたウィンドウで「追加」をクリックし、次の情報を入力します。

名前: ALSA設定の復元

コマンド: alsactl --file ~/.config/asound.state restore

説明: 音量設定を自動的に復元します。

設定を確認して再起動する
上記の手順を完了したら、再起動して設定が保持されているか確認しましょう。

まとめ

Let’snoteでLinuxを使用中に音が出ない問題は、ALSAミキサーの設定を調整することで解決できます。また、再起動後も設定が保持されるようにするためには、コマンドを使用して設定を保存し、自動で復元する設定を追加することが重要です。

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この記事を書いた人

こんにちは、Dr. Harv です。専門医としてのキャリアを積む一方で、資産運用、副業、ポイ活にも取り組んでいます。
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