医学部地域枠については昔はなかったものなので、最近になって様々な話題がでている
根底にあるのは、地域での医師偏在、地域医療の労働力を若い世代で解決しようというコンセプトになっている
地域枠自体は、入学しやすかったり奨学金がもらえたりとおトクになっている
医師免許も取得しやすいということで受験生も選択肢に考えることと思う
上述したように地域枠の問題は、地域での医師偏在を解決しようということであるが
まだ何もしらない若い医師、医学生が様々な理由で働きたい地域を変えたいと思うことは、まあ想像に難くないだろう
実際これは「地域枠離脱問題」となっており、現在様々な問題となっている
特に、金銭でペナルティを解決しようとする抜け道は存在しており、ペナルティ以上稼いでしまえばいいと考える医師が登場しており
地域枠の本来の趣旨を鑑みると、本末転倒となっている
地域枠には各自治体が密接に関わっており、この地域枠離脱については厳しい態度をとっている
この点については今後も変わらないと思われる
一方で、地域枠は医師特有の問題となっており他学部では認めていません
大学入学時に、これほどの強い拘束力を持たせることが妥当なのかどうかと議論は続いています。
地域枠のペナルティ
地域枠についてはペネルティが例年強烈になってきており、最近では専門医資格の条件に離脱がないことなど
医師キャリアへの影響が非常に強くなっています
