日経225オプションの証拠金計算について

証拠金ザラ場では大丈夫だったのに、引けになると証拠金が足りなくなって追証になる。。

追証は維持率が回復しても払わないといけないと書いてあるし事前に証拠金を把握しておく必要があります。

何度もやってしまっているので、今回はオプションの証拠金をしっかり調べました

Auカブコム証券は株式・投信を担保に取引できますね、松井証券も株式を担保にできます。

インターネットでお得に取引!松井証券

買い玉のみの場合は心配なし

オプション買い玉だけのスプレッド、裸外、ロンストなどはオプション買付代金のみの証拠金が拘束されますので、これは問題ありません。

さらに売り玉の損失を軽減しますから、売りオプションにかかっていたSPAN証拠金を減らす効果があります。

証拠金所要額

SBI証券のページには

オプション取引のご注文には、限月、権利行使価格、コール・プットの別により、SPANに基づく証拠金計算方法で算出された証拠金、または買付時のプレミアム代金が必要となります。 原則、当社では以下の方法で計算しております。

売建時(必要証拠金)・・・当社SPAN証拠金×100%(掛け目)-当社Net Option Value

買建時(プレミアム代金)・・・概算受渡代金(プレミアム価格×枚数×取引単位+手数料・消費税)

なお、オプション売建時の必要証拠金は変動しますが、先物・オプション取引サイトの「分析ツール」>「SPANシミュレーター」を利用して計算ができます。

SBI証券 オプション取引の新規建て時に必要な証拠金は?より

上述のように買建時は問題ありません。

売建時に証拠金が問題となります。SPAN証拠金と、Netoption Valueが証拠金に大きく影響します。

売りオプションの場合には、注文分のNet Option Valueは上記計算式に含まれないので、約定後に必要委託証拠金が受入証拠金よりも多くなり、余力(受入証拠金-必要委託証拠金-拘束金額)がマイナスとなる可能性があります

SPANパラメータを使用していますが、新規追加銘柄については、当該数値は発表されていないため、SBIでは試算した理論値を使用しています。理論値を使用している関係上、既に先物や売りオプションの建玉があるケースでは、買いオプションが約定後から当日の値洗い処理までの間、必要証拠金が増加する場合があります。

私は値洗い処理までの間に必要証拠金が増加数ことを何度も経験しています。引け間際に売り玉をいれると要注意ですね。

SPANシナリオ

日経平均の予想変動幅とボラティリティの予想変動幅で16通りのシナリオが作られ、そのうち想定される最大損失となる金額を計算。

シナリオは日経平均が不変~3倍上下にボラティリティの上昇、下降が組み合わさっています。

SPANは、明日起こりうる最大の損失額を証拠金とするという考えのようです。

結局のところ、証拠金ですが、売り玉を持っているときに先物が逆行してIVが上がってしまうときがワーストシナリオとなります。

これがSPANのリスクとなります。シナリオに適用する予想変動幅(プライススキャンレンジ)には日経VIを使用し、

ボラティリティの予想変動幅(ボラティリティスキャンレンジ)にはATM前後のIVを使用します。

JPXサイトのプライススキャンレンジ、ボラティリティスキャンレンジについて

なので、先物が落ちたりIVが急騰するとプライススキャンレンジ、ボラティリティスキャンレンジ共に上がります

証拠金が跳ね上がるということを経験される方も多いと思います。

SPANパラメータの臨時見直し制度

プライススキャンレンジに対して大きく変動すると、SPANパラメータの見直しが起こることがあります。暴落時など、これのせいで証拠金がさらに上がることがあります。

この辺りは証券会社で変わるので注意が必要です。

証拠金管理

プライススキャンレンジの変化、ボラティリティスキャンレンジの変化は証拠金増加に繋がる。変動幅が大きくなればなるほど増加するので注意。

大引けまでの、日経平均、オプションIVの変化で変動します(私が過去何度も喰らったのはそういうことです)

緊急時証券会社がSPANの掛け目をつり上げることがあります。これも注意です。

結論として、大暴落時にオプションの売り玉をもっていると思わぬ証拠金トラブルに巻き込まれます。複数枚の売り玉は持たない方が良い出しょう。なぜなら、買い玉をもって証拠金管理を行っていても様々なファクターに加えてSPAN掛け目を上げる緊急証拠金ルールとなるとIVも上昇していることから証拠金の増加が予想できません。

-オプション研究