カレンダースプレッド系の組成タイミングについて

カレンダースプレッド、リバースカレンダースプレッド

共に期近、期先の買い、売りを組み合わせたスプレッドです。

オプションの本などでも戦術が紹介されています。

今回は、カレンダースプレッド系の組成タイミングを考えてみます。

期先の流動性の問題

オプションにおいてはこの流動性の問題が出てきます。

スプレッドを組みたくても、そもそも板がスカスカではスプレッドを組むことができません。

さらに、ポジションを閉じたいときにいたがスカスカではポジションを閉じることができません。

つまり、ポジションを立てることもできないし利確もできなくなります。

実際は、マーケットメーカーがいるので、閉じることはできるのですが不利な値段で売買することも珍しくありません。

流動性は、それだけ売買されているか?ということになりますので

期近よりも期先の方が問題になってきます。

スリッページの問題

期先のオプションの値段は時間的価値も大きいのでOTMでも値段が高いです。そして10万を超えてくると1ティック5000円ズレてきます。このずれは1セットでも既に無視できませんが、複数セットになるとそれだけで収支に直結してきます。

さらに、カレンダースプレッド系の場合は同時タイミングにスプレッドを組むことができないこともありますし

最悪のケースだと、たとえば先に売り玉をたてた瞬間に先物が逆行してしまい、買い玉をたてようとしたら値段が上がってしっており予定と大きくズレて不利な値段になってしまいます。これをスリッページと言います。

スリッページはポジションを閉じるときにもリスクとして存在します。

時間帯の問題

マーケットが開いている時間の方が当然、流動性が高いです。マーケットが閉まっている時間は極端に流動性が低下することがあります。アメリカ市場が休場の夜間などは、特に流動性が低下してしまうことも珍しくありません。

流動性対策

期先の建玉を有利な条件でたてることが重要となります。そのためには指値が重要です。一度ポジションをたてると返済こすともありますから、じっくり時間をかけてポジションをとることが重要です。

また、売買するタイミングも重要になります。例えば、先物がある程度揉んでいるときにポジションを閉じてしまうことなども重要です。

オプショントレーディングおすすめ本

英語ですが最近読んだ本では一番のお気に入りです。ボラティリティートレードについて詳しく解説しています。


定番ですが、こちらもわかりやすいですね


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