研修医の頃って当直めちゃくちゃ多かったんですよね。2年のはじめの1年生が抜けたときが人生で一番多くて、週1当直ではなくて週2回ペースだったのは覚えている。
もうあんな生活はできないなあと思っていたが、幸いキャリアが長くなるにつれて当直回数は減って月1-2回程度に調整となった。今ではバイトで寝当直をピンポイントで探す日々。えらい違いです。
夜間の眠気対策
私の眠気対策はたった1つです。仮眠をとる。これにつきます。
なぜ、私が救急車受け入れの当直を避けるのか。。
1睡もできなかった日々。ほとんど椅子に座ることがなかった救急外来業務の記憶が呼び起こされるからです。
研修医が終わって今で言う専門医研修のキャリアの頃も、内科当直という名の下に強烈な当直を行っていました。
避けることができれば避けたいもののうちの1つですね。
当直といえでも業務内容の落差が激しい
現状、いわゆる当直については勤務病院で大きく違うという実態があります。
労働基準法における当直とされる業務は、「常態としてほとんど労働する必要がない業務のみであり、病室の定時巡回や少数の要注意患者の検脈、検温等の軽度または短時間の業務に限る。」となっています。
寝当直のイメージに近いですね。
ですが、一方この対極の当直も存在します。
救急車の受け入れを行う病院は、夜間20時代、23時頃のピーク、おまけに朝3時代の救急車の受け入れ、ウォークイン対応など
控えめに言って苛烈を極めます。短期間ならまあ我慢できますが、常態化するとストレスがひどいことになってきます。
実態は勤務する病院、エリア、医師の数などで当直業務と言っても大きく異なります。
当直明けの勤務について
最近、ようやく医師の労働時間問題にメスがはいるようです。私達世代、より上の世代の先生方が経験したハードな業務は減ることを期待します。私は内科キャリアなので、外科医の生活はよくわかりませんが内科よりハードかなあと思いますね。
無理は良くない、仕事量の見直しも大事かもしれない
身体を壊してしまうと意味ないかなあと言うのが自分の考えです。
転職や職場を変えるのも選択肢としては大事なことかなと思います。
>> Dr.転職なび