英語が苦手でも留学はできます|医師キャリア

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Harvです。以前、米国にポスドクとして留学していました。

留学した動機

  1. 研究をもっと高いレベルでやりたい
  2. そのような環境、人々はどのような人たちか興味があった
  3. 苦手な英語を英語漬けにすることでなんとか対処したい
  4. 自分の性格から言って、留学できたのにチャレンジしなかったことは後々、後悔しそうだ
  5. 年齢から考えて失敗したリカバリーは若い時しかできない

といったような理由が挙げられます。

金銭面のロスはそうですね。家族で留学すると生活コストが一気に増えるので年間で数百万持ち出しがでます。留学は経験なのでプライスレスなところはあります。留学をしてみたい方は是非してみて悪いことはないと思います。金銭面ではキツいですが。

勤務医を続けていた場合、散財していなければ貯蓄できると思うので、概算で年間あたり500万いやもっと差がでます。私はマイホーム頭金ぐらい損していると思います。留学を金銭面だけで考えるとただ不利なので、プライスレスなところはありますね。

最近は若い世代の先生が投資をしっかりして資産を形成される人も増えているので、私も取り組んでいれば全く違ったなと思います。ただ、もともと節約気味だったこともあり留学で貯蓄がすっからかんになることは防ぐことができました。お金の話はとりあえず置いといて、英語の話に戻ります。

研究留学では英語力よりも論理的とかそっちが大事

研究って仮説を立てて検証、ダメだったらこっち。なぜならば、こう考える。あとは実験条件をキチンと表現するとかで十分なんですよね。自分のやりたいことを伝えるとか、やりたくないことを理由をつけてキチンと言って意思表示をしっかりすることが大事です。

英語には敬語の概念がないので、ボス相手にも敬語使わなくていいので英語はそういう点サイエンスに向いているなと思います。日本戻って敬語使うカンファだと、下の先生とか上司のご機嫌伺いばっかで反対意見をキチンと言える人って皆無ですよね。でも、アメリカでは普通。

英語がしゃべれるか論理的かは別。ネイティブだけど、できないやつはできない。

さらにいうと、研究はデータと過程がキチンとしていることが大事。

同僚と仲良くしていれば自然と耳はできてくる。なかなかしゃべれないけど

1年目はキツかったですね。英語をしゃべろうとすると心臓がドキドキするみたいな感じ。電話は最悪でネイティブにお願いすることもしばしば。全く耳が追いつかず、最後まで苦手でした。Netflixの字幕では聞き取れるけど、字幕ないと聞き取れないみたいなのはやっぱりありますね。ランチは英語しゃべれる人ととるようにして毎日勉強する感じでした。

フレーズはワンパターンの繰り返し。まねるを繰り返す。

研究なので、ミーティングがありますので自分のパートはスクリプト作ったりで対応。受け答えは皆の台詞をいくつか覚えてまねる感じでした。年が経つ度に大丈夫になりましたが、このあたりは練習が重要と思いました。

雑談や深いコミュニケーションは難しいと感じた

このあたりで自分は挫折です。最低限のコミュニケーションはできますが、文化の違いや深い会話はちょっと難しかったです。とりあえずお願いしたり、受けたりはいいんですが根底にある考え方の違い(文化や習慣などからくるものと思われる)を感じることは多かったのですが、その先の理解のようなところは無理でしたね。私の経験では、そのような領域には深く踏み込まず他人は他人といった感じでアメリカでは過ごしました。

発音は無理

ましにはなりましたが、日本人訛りを直すより、これはアイデンティティととらえました。きれいな英語より使える英語を目指すといった感じです。アメリカにずっといるようならもう少し練習しようと思いましたが、日本に戻ると決めてからはとりあえずいいかと思いました。アメリカで過ごした子供の発音はきれいでうらやましいです。

お父さんの英語は英語ではないと笑われます。発音が下手だと言われます。結構頑張ったんですけどね。

それでも、留学前に練習した方が良いと思う

自身でやっていて良かったなと思ったのはTEDのアプリと今だとNetflixの字幕がずっと学習に向いてますよね。会話のネタにもなりますし。Udemyもいろんなオンラインコースがあって便利です。NHKビジネス英会話は聴いてるとホッとします。

一朝一夕にはいかないので、計画的に準備しておく必要がある

私は英語は苦手でしたが、留学したいという希望もあったので海外からのゲストがきたときとかは挨拶したりコミュニケーションするように心がけていました。あとは、普段の過ごし方も大事と言うことで、少しずつ英語学習をしておくことはやはり重要だと思います。現地につくと、より追い込まれてもっと勉強しておいた方が良かったなと反省しきりでした。

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drーharv

内科医です。資産運用や副業など、さまざまな手段を試しています。このブログでは、医師としての生活、投資、趣味など、幅広いトピックを綴っています。読者の皆様にとって何か参考になる情報があれば、幸いです。

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